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PROCESS

「より少ない色で多様な色を表現したい」という考えから、まず手に取ったのはRGBの3色でした。果たしてどこまでの表現が可能なのか?と疑問を持ち試したところ、黒を表現する事はできず、ここでCMYKなら作品を作る事が出来る事が分かりました。

画面は1.5cm間隔で打たれた計3142本の釘で構成されています。

元となる写真をその画面と同じ大きさで印刷し、それを1.5cm状に短冊状にして画面の中で再構成します。その後各色を適切なだけ釘にめぐらせ、大体の色がのってきたら下の写真を引き抜きます。すると本来の画面の色がベースとなるので、ここからPC上で写真を確認しつつ色を重ねていきます。作業は大きく分けて頭部と胴に分けて行い、全てができたら微調整を加え完成となります。また作品は角度によっては何が描かれているか分からないように、様々な表情を見せるようになっています。

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